ケミカルカチオンパック工法は3層構造からなり、 「浸透プライマー」+「カチオン主材」+「トップコート」で構成される塗材である。
カチオン主材層に吸収された熱エネルギーは、主材層に形成された多くの微小独立気泡によって熱伝導が抑制されるため、層内の移動速度が低下し、その結果として屋根材裏面への熱エネルギーの移動が低減することとなります。
材料 | 回数 | 標準使用量 |
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ケミカル浸透プライマー | 1~2 | 0.35kg~0.40/m2 |
ケミカルカチオン | 1~2 | 1.5kg/m2 |
ケミカルパックMS60 | 2 | 0.4kg/m2 |
作業前
バカ穴補修跡有り作業後(参考)
クラック、補修跡 シーリング注入作業前
バカ穴補修跡有り作業後(参考)
シーリング充填後、ルーフテープ貼付 貼り付け後、周りにシーリング打ち作業前
補修跡有り作業後(参考)
他、施工例作業前
補修跡有り作業後(参考)
補修、養生作業前
補修跡有り作業後(参考)
仕上熱量計算(10,000㎡換算)
空気密度[ρ]:1.165[kg・m3]kwhへの換算 1kwh=860kcal
134,767÷860≒157[kwh]電気料金削減額
156kwh×¥15/kwh=¥2,340/h優劣項目 | ムライケミカルパック工法 | スレート張替 | 鋼鈑屋根カバー工法 |
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届出 | 労基へ(作業高さ、期間による) 建築確認申請届出不要 |
労基へ(作業高さ、期間による) 建築局(仕様変更の為確認申請提出) |
労基へ(作業高さ、期間による) 建築局(仕様変更の為確認申請提出) |
公的評価(認定) | ・中小企業活動促進法創造法 「屋根及壁の強化断熱複合塗材」認定 ・経済産業省吸収経済産業局新連携認定 「従来にない、強化・断熱複合塗材の製造販売施工」 |
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施工後の重量(荷重) | 1kg/㎡ 加重㎡約1.0kg程度 |
現行の屋根に約10kg/㎡ 加算 約10,000㎡で110tになる 基礎及び構造の体力確認 |
現行屋根加算 加重が約7kg~10kg/㎡ 掛かる 基礎及び構造の体力確認 |
工事費(材工共) | ¥4,500円/㎡~4,800円/m2 | ¥4,000円/㎡ | ¥7,000円/m2 |
廃材費 | 無洗浄工法により無し | スレート撤去費 ¥7,000円/㎡別途掛かる 約10,000㎡で110tの廃材が出る |
有り |
工事付帯経費 | 操業しながら施工改修可能な為負担金無し | 工事休止の為の別途費用 | 操業は可能 樋工事、換気扇工事等の別途金額加算 |
耐久性(耐候性) | 下地スレートの強度復元 約20%~30%向上 |
現行スレートの補強にならない 2重屋根は荷重が倍になる |
現行スレートの補強にならない 被せ屋根は荷重が相当掛かる |
耐久性 延命(サイクル) | 15年目にトップコートのみ塗装 工事費は半額程度 |
20年~25年の寿命 2重屋根の場合現行スレートは劣化進行 |
8年~10年後に塗装が必要。 錆落ケレン後錆止め、仕上げスレートの強化は出来ない |
温度削減 | 金属屋根表面温度30℃低減 スレート屋根表面26℃低減 室内温度は約4℃~5℃低減 |
効果は期待できない |
効果は期待できない 数字での検証はない |
消費電力削減 | 10,000㎡の場合(3ヶ月) 金属屋根は146,509(kwh) スレートは161,500(kwh) |
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CO2削減 | 10,000㎡の場合、金属屋根は45トン削減 スレートは49.9トン削減 |
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アスベスト処理 | 封じ込め対策になる | アスベストの処理にならない | アスベストの処理にならない |
美観 | 色は自由、但し省エネを考えると白が最も効果がある(実績15年経過) | 新築時はセメント色であるが時期が経つと黒くなり熱吸収が高くなる | 色は指定色があるが、海岸地域だと防錆効果度や変退色が早い |
結露対策 | 結露が減少する | 結露が発生し易い | 結露防止対策が必要 |
騒音対策 | 金属屋根では10db騒音を低減 | ─ | 雨音が大きくなる |
経理処理 | 修理費経費処理可能 | 資産計上処理 | 資産計上処理 |